ハンドルカバーで防寒対策をする
- 2018.11.24 Saturday
- 23:50
そろそろ冷え込みが厳しい季節となりました。
夜に原付に乗ると風が冷たく、薄手の手袋だけでは手がしびれてきます。厚手の手袋をするのも手ですが、原付の方でも対処することにしました。
そんなわけでハンドルカバーを装着してみます。ハンドルに被せるでっかい手袋みたいなやつです。画像の通りですね。
そろそろ冷え込みが厳しい季節となりました。
夜に原付に乗ると風が冷たく、薄手の手袋だけでは手がしびれてきます。厚手の手袋をするのも手ですが、原付の方でも対処することにしました。
そんなわけでハンドルカバーを装着してみます。ハンドルに被せるでっかい手袋みたいなやつです。画像の通りですね。
カムシャフトまで外したところで、社外品のカムシャフトに交換してみます。
社外品のカムシャフトはいわゆるカスタムパーツであり、純正状態からエンジンの特性を変化させます。どう変わるのか気になったので、早速試してみました。厳密には違いますが、ドライブスプロケット交換の発展版と位置付けましょう!
SP(スペシャルパーツ)武川のスポーツカムシャフトです。
純正カムシャフトと比較して特性を変化させるカムシャフトのことを、一般的にハイカムと呼ぶのが定着しています。このハイ(high)で抱いたイメージは実際とは異なりました。詳しくは後述するので今は流します。
古い型式のカブのハイカムであれば、メーカー品からノーブランドの格安品まで選り取りみどりなのですが、最近の型式からは数も少なく、武川のスポーツカムシャフト以外を見つけることができませんでした。ただ、エンジンの構造そのものの部品なので、流石にあまり怪しい物は試したくありません! 石橋しか見つけられなかったのは困る話ではないです。
前回のカムスプロケット・カムシャフトの取り外しで、オイルフィラボルトなる部品が出てきました。
この”フィラ”はおそらくは英:fillerで、意味は「満たすもの」です。つまり、そのまんまオイル注入口を指していることが分かります。
それはともかく、このオイルフィラボルトには思い出があります。最初はどこにあるのか全く分かりませんでした。
記事ではシフトペダルの取り付け位置前方下にあるとさらっと流してしまいましたが、これはあくまで既に位置が分かっているからです。いきなり、オイルフィラボルトと言われてもどこにあるのかさっぱり分かりません。ただでさえ、ボルトが色々あるのに判別なんて無理です!
前回から突入したシリンダーヘッド編ですが、引き続きカムスプロケットとカムシャフトを外します。
カムとは英:camのことで、単語自体が機械用語(専門用語)です。意味は「回転運動を往復運動に変えるもの」を指します。シャフトは英:shaftで回転軸という意味なので、カムシャフト(cam shaft)で「回転運動を往復運動に変えるための回転軸」と訳すことができます。
「つまり、何だよ」という感想が出るわけですが、実際に外してみて眺めていると納得できるものがあります。
タペットを調整してバルブクリアランス適正値か否か確認します。
エンジンの燃焼室で吸気・排気を制御する部品がバルブです。燃焼室の上下(左右)でバルブが開放と閉鎖を繰り返すことで、混合気が燃焼室へ取り込まれ、燃焼後の排気ガスが排気されます。吸気側のバルブをインテークバルブ、排気側のバルブをエキゾーストバルブと呼びます。
このバルブを適切に開放しなければ当然吸気排気が思うようにいきません。バルブはタペットによって叩かれることで開放されます。タペットとは英:tappetのことで叩くもの(凸子)を意味します。スマホをタップして下さい、なんて表現をよく見ますが、これも英:tapで軽く叩くという意味です。
タペットとバルブの間には熱膨張を考慮してクリアランス(隙間)が設けられています。これをバルブクリアランスと呼びます。このバルブクリアランスを適正値に調整しよう、というのが今回の内容ひいてはタペット調整が指すところとなります。
エンジンが冷間時に行います。
今回からいよいよシリンダーヘッドに突入します!
シビアコンディションという整備上の仕分けがあります。
文字通り酷使されている車体を指し、通常よりもしっかり点検整備しようねという話なのですが、スーパーカブ50(AA04)のシビアコンディション条件には以下が指定されています。
・悪路(凹凸路、砂利道、雪道、未舗装路)の走行が多い。全走行の30%以上を占める。
・走行距離が多い。半年で3,000km。
・山道、登降坂路での走行が多い。全走行の30%以上を占める。上り下りが多く、ブレーキ使用が多い。
エアクリーナー(エアエレメント)の点検方法を紹介します。
エアクリーナーの点検とは言いますが、正確にはエアクリーナーボックスの中身のエアエレメントの点検です。やることと言えばエアクリーナーカバーを外すだけなので難しくはありません。ドライバーをしっかり用意しましょう。
今回はスロットルボディも含めてエアクリーナーからインシュレータまで、シリンダーヘッド上に鎮座する機関を全てユニット丸ごと外す方法を紹介します。個々に分解する必要性はありません。
エアクリーナーボックス、スロットルボディと続いてインシュレータがシリンダーヘッドに接続されています。インシュレータとは英:insulatorのことで意味は絶縁体、防音材、断熱材など複数の意味を持っています。車バイクの場合では緩衝材としての意味合いでインシュレータと呼ばれることも多々あるようで、今回の場合ではスロットルボディとシリンダーヘッドの間を取り持つ土台のようになっています。
これらの部分に目的は無いのに外す必要に迫られることが多いです。シリンダーヘッド周りで何かやろうとすると干渉して作業にならないからです。特にエアクリーナーボックスは占有空間が大きく、シリンダーヘッドの前へ覆い被さるような位置なのが分かると思います。
要するに、邪魔だから外します。実は車体が共用のAA04とJA10でこの作業の必要性の有無にも差が生じてくるわけですが、それはまた今後の記事へ回します。
今回はシガーソケットを取り付けてみました。
シガーソケット(英:cigar socket)とはシガーライター用のソケット(腔)が本来の意味です。その名の通り、調べると昔の車にはわざわざ煙草を吸うためだけに備えていたのだとか。今の感覚だとちょっと信じられない話です。確かに、それこそ物心つくかつかないかあたりの時分にそんな光景を見たような記憶があります。
しかし、わざわざ煙草を吸えるようにするわけではありません。シガーソケットがあればそこから電源を取れるようになります。本来の目的から転じて、電気的なアクセサリーを接続するための電源としてシガーソケットを用います。
即ち、今回は原付でスマホを充電できるようにしてみよう、という話になります。
今回は赤錆転換剤を使ってみます。
ブルーイングした風防の金具ですが、今までは錆びていなかったのが、夏場になってから途端に錆びるようになってしまいました。高湿度が赤錆を形成する助けになってしまったようです。一度錆び出すともう止まりません。
最初は赤錆が浮くごとに防錆オイルで拭き取っていたのですが、数日後にはまたすぐに赤錆が浮くような状況となってしまい、いちいち拭き取るのもいよいよ面倒臭くなってきます。今年は尋常ではない暑さなので、滝汗を流しながらになってしまうので尚更です。
そんなわけで、どうせなら錆びるだけ錆びさせてから赤錆転換剤を使ってみようと考えるに至りました。赤錆転換剤とやらがどれほどのものか試してみたいですしね!
まずは思う存分錆びてもらうおうじゃないか、ということで一週間ほど放置しました。