リアショックの取り外し・取り付け方法

  • 2019.12.26 Thursday
  • 22:30

リアショックの取り外しと取り付け方法を紹介します。

 

ただリアショックを外して着けるだけでなく、社外品に変更してみます。

 

見た目だけでなく、メーカーの謳い文句の通り、走りの感覚も変わるのかな〜と期待しつつ作業します。

 

スーパーカブ リアショック 取り外し方

 

リアショックは写真中央の鏡面のパーツです。

 

後輪がスイングアームで固定され、更にリアショックで車体と連結されています。鏡面部分は外筒で、中にスプリングとダンパー(シリンダー)があります。

 

今までリアサスペンションと呼んでいたのですが、パーツとしてはリアショックとかリアショックアブソーバーと呼ばれることが多いみたいです。ホンダカブ(AA04)の公式としては、中身のスプリングやダンパーまでパーツ群まとめてリクッションです。

 

 

社外品のリアショックはメーカー品で武川、キタコ、東京堂から出ています。

 

東京堂 カブ リアショック

 

東京堂(YSS)のリアショックを購入しました。右上のシールにはAA09/JA44用と書かれていますが、AA04/JA10にも対応しています。

 

最初は武川にしようとしたのですが、ちょうど売り切れだったのと、武川キタコは有名なのでブログ的にあまり話題になっていない方を買ってみようと思いました。

 

 

ただ東京堂のブランドで売っているだけかと思いきや、型番も専用で汎用品とは別みたいです。

 

 

見た目はこんな感じです。色はシルバーにしました。

 

どのメーカーも社外品は純正にあったような覆いの外筒がありません。スプリングとダンパーが丸見えです。なんかこれだけでも、このパーツがどんな役割を果たすのか分かりやすくなっている気がします。

 

↑上部

↑下部

 

汎用品との違いは、カブ用に上下の取り付け部分が変更されていることらしいです。具体的には上部は車体側にカラーで嵩上げされていて、下部は基部自体が車体側に寄せられています。ポン付けが可能です。

 

文字で書けばこれを交換するだけ……なのですが、いつも通り四苦八苦しながらやって行きます。

 

まず、AA04/JA10はリアショックを交換する前に荷台を取り外す必要があります。(後発のAA09/JA44では不要。)荷台だけを外すときと違うのは、マウントナットやワッシャも全て取り外すので失くさないように注意します。

 

過去記事:荷台の外し方(ボディカバーの外し方)

 

カブ リアショック 外し方

 

リアショックは上下マウントナットで締め付けて装着されているので、下部のマウントナットとワッシャも外します。固いので初めて外す場合は気合いを入れて下さい。メガネレンチやソケットレンチの持ち手をパイプで延長して緩めます。

 

上下ともナット類を全て外したら引っ張れば取り外すことができます。すぽんと取れるものかと思いきや、後輪が浮いている分、スプリングがやや伸びて力がかかっており、中々取り外せず苦戦しました。

 

 

片方ずつ交換して行きます。奥にも一枚ワッシャがあるので、リアショックと一緒に外れていないか確認します。

 

……ん?

 

 

取り付け穴が合わず、装着できません。

 

説明書では片方ずつ交換するとありますが、片方つけたまま片方を取り付けるということができないです。これは社外品だからという話ではなく、純正のリアショックでも同じでした。取り外したら元に戻せません。スプリングがやや伸びていたということは、自然長よりやや長くなっていたことが分かります。

 

取り付け位置を調整するために両方同時に外してしまいます。

 

 

ちょうど捨てるために束ねていた雑誌があったので、それを後輪の下に押し込んで土台にします。後輪が浮いたままリアショックを左右外すとスイングアームごと落ちるので注意して下さい。リアショックのみで車体と後輪を繋いでいることが分かります。

 

これはたまたまだったのですが、雑誌や新聞紙を使うのはかなりおすすめです。押し込んだり引いたりして、後輪の高さをリアショックの取り付け位置に調整できます。特に、最初から雑誌を土台にした方が簡単にリアショックを取り外すことができます。

 

個体差なのか、チェーンカバー側は高く、マフラー側は低くしないと位置が合いませんでした。リアショックが上手く嵌ったら奥に押し込みます。

 

この取り付けに中々手こずりました。ポン付け可能ですが、上手くやらないと定位置に収まりません。

 

 

ワッシャの枚数と位置を確認してから荷台を取り付けます。油断して荷台の角をリアボディカバーにぶつけないように!

 

各部仮止めして問題無いようだったら、マウントナット上下を規定トルク29N・mで締め付けます。

 

これで取り付け作業は終了です。

 

 

かなり印象が変わりました。

 

特にYSSはスプリングの外径(横幅)が長いので存在感があります。写真の通り、純正の外筒と同じぐらいかそれ以上の幅になります。

 

 

チェーンカバー部分です。ぎりぎりですが上手いこと干渉してはいません。

 

ただし、YSSのリアショックを装着すると、チェーンカバー上部を取り外すことができなくなります。リアショックにチェーンカバーが引っかかってしまい、車体から抜き出せません。

 

私はいつもチェーンカバーを上下外してチェーンの調整と注油をしているのですが、下部のみを取り外して作業するようになりました。スプロケットやチェーン交換はやりにくくなると思います。チェーンカバー上下を外すのに、手順として荷台とリアショックを外さなければなりません。

 

ちなみに、新車時からマウントナットとワッシャにはマジックで印が付けられていましたが、交換してみると規定トルクで締めても位置が合いませんでした。パーツクリーナーで拭いて落としてしまいます。

 

 

不安なのがこちらのマフラー側です。

 

干渉してはいませんが、ボディとのクリアランスがかなり狭いです。走行中の衝撃でぶつからないか心配です。手でスプリングを掴んで左右の遊びを確認してもボディにぶつからなかったので大丈夫だとは思いますが……。今のところは問題ありませんが、今後ここが干渉するようだったら最低評価になります。(追記1. 既に500kmほど走りましたが大丈夫でした。追記2. 1000km走りましたが問題無しです。)

 

可動部が直に触れてしまうことになるので、クリアランスが心配な方は武川かキタコのリアショックにした方が良いです。他にも荷台の横に何か吊るしたりしていると干渉するかもしれません。

 

 

■試走

 

うーん、劇的に変わった!と書いた方がブログ的に華になるのですが……正直、あまり変化は感じません。あったとしてもほとんどプラシーボ効果じゃないかなあ。少なくとも、これに変えたからと言って衝撃が無くなった!とかいう話ではないですね〜。

 

純正のリアショックもかなり良くできてるのでは? そもそも、純正状態でフワフワ感とかポヨンポヨン感を味わったことがないです。

 

とは言え、全く変化を感じなかったわけではなく、直進安定性がこれは良くなりました。風が吹いていたりするとハンドルが取られて振動していたのが、やや収まりが良くなりました。後輪がしっかり路面に接地追従して、車体が風の煽りに負けなくなった感じです。

 

見た目を変えられたので満足です! 一万円超えで中々高価でしたが、手元に届いてみるとしっかり作られていて、左右二本揃っての価格なので安くは無いけど高すぎるというわけではないかな〜といった感想です。

 

 

■補足

 

リアショック自体が結構重いので、交換作業中はぶつけたり落としたりしないように重々注意して下さい。怖かったので作業中はマフラーを外していましたが、慎重にやれば取り外し取り付けどちらも付けたままで大丈夫です。

 

リアショック16.jpg

付属の説明書。とても分かりにくい。説明書に書かれている型式はJA10です。

 

 

今回使ったもの

東京堂(YSS) リアショック

 

■別メーカー

武川 リアショック クロムメッキ

※クロスカブ、カブプロは型番(自然長)が違います。

 

 

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