シガーソケットの取り付けに再チャレンジ!

  • 2018.12.21 Friday
  • 22:40

前回シガーソケットを取り付けたものの、何故か発進すると通電しなくなるという事態が発生していました。

 

アイドリングでの停車時には使用できるのですが、それでは利便性が悪いことは言うまでもありません。

 

原付 シガーソケット 取り付け

 

やはり走行中に使用できないのはおかしいだろ、ということで再チャレンジです。

 

まずは原因をもう少し考えてみました。イグニッション電源をサービスチェックカプラから取ったところ、走行中に通電しなくなるということで、サービスチェックカプラの向こうのECU側で電圧管理のようなものが働いて電流を遮断していると前回は予想していました。110ccのJA10ではこの方法で確立しているようですし、ならば50ccとの発電量の差が原因ではないかという考えです。これだと50ccのAA04ではサービスチェックカプラから電源を取れないことになります。

 

 

過去記事:シガーソケットを取り付ける

過去記事:バッテリーの外し方

 

しかし、サービスチェックカプラの配線を調べてみたところ、どうにも違う気がしてきます。

 

スーパーカブ サービスチェックカプラ ECU

 

これがシステム配線図なのですが、サービスチェックカプラでECUに繋がっているのは黄色と青の配線だけで、イグニッション電源として用いた黒/青の配線はメインスイッチからECUに入る前で分岐しています。つまり、黒/青の電源はECUを経由していません。また、緑/黒コードはそのままボディアースへ直行していてECUとは完全に無関係です。

 

予想は覆されて、走行中にECUの方で遮断しているわけではなさそうです。

 

うーむ、じゃあ何でだろ。シガーソケットに問題があるのかな?と思ったのですが、スイッチオンでちゃんと通電しているのにエンジンがかかった瞬間に断線するなんて器用な真似をするかと言われればシガーソケット自体は正常のはずです。

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

よし、決めた! 初心に戻ってバッ直で繋ぎます!

 

バッ直とはバッテリーのプラスマイナスに直接繋ぐ方法でした。ショートを避けるためにバッ直を取り止めてサービスチェックカプラで繋いだはずなのに、やっぱりバッ直にするという三歩進んで三歩下がるような有様です。しかし、前回と違って多少は電源関係に慣れてきたので、当初心配していたショートをやらかすこともないはずです!

 

シガーソケット再2.JPG

 

まずは勿体無いですがバッ直のためにサービスチェックカプラを配線ごと切断してしまいます。ギボシを使って再利用ができるようにやや配線を残しておきました。

 

シガーソケット再15.JPG

 

そして改めてクワ型端子をかしめます。最初に付いていたのは捨ててしまったので新しく準備しました。無駄なことをしているなあと思うわけですが、これが後々にプラスに働きます。

 

さて、バッ直するということは常時電源を取ることと同義です。キーを回せばスイッチオンになる回路とは関係無く、バッ直した場合にはキーのオンオフに関係なく電流が流れ続けます。バッテリーが放電し続けるわけですから、そのままではあっという間にバッテリーが上がってしまいます。

 

じゃあ、どうすれば良いか。考えました。

 

シガーソケット再3.JPG

 

こんなのを買ってみました。シガーソケット単体でスイッチを取り付けます。これならキーオンオフと同じように使えますし、何よりイグニッション電源とは違って、使わないときにはオフにしたままにできます。

 

シガーソケット再17.jpg

左:スイッチオフ 右:スイッチオン

 

仕組みは単純で、オンにするとプラスとマイナスの回路が金属片で繋がります。なるほど!

 

シガーソケット再7.JPG

 

ギボシでかしめて繋いで配線完了。プラス側にスイッチを経由させて、さらにスイッチ手前には元々シガーソケットに付属していたヒューズが来るようにします。既にシガーソケットの方はかしめていたので、スイッチのギボシをオスメス付け替えるだけでした。

 

この"かしめる"作業にも慣れてきました。

 

シガーソケット再8.JPG

 

元々のヒューズをスイッチ手前に来るようにしたのは素人なりに頭を使いました。仮に被覆が破れて銅線が剥きだしとなりショートしてしまっても、プラスからの距離が短ければマイナスに繋がるのを防ぐことができます。

 

今回は通電チェックもしっかり行います。バッテリーを外してプラスマイナスに接続します。プラスとマイナスを逆に繋がないように注意します。改めて、シガーソケットのプラス線はヒューズが付いている方の白黒、マイナス線は黒です。

 

シガーソケット再9.JPG

 

スイッチオフの状態では回路は繋がっていないので通電ランプは灯りません。これでまずスイッチを導入した目的が正しく果たせていることが確認できて一安心です。ほっ。

 

そして、スイッチオン!

 

シガーソケット再10.JPG

 

通電ランプが灯りました。成功です!

 

スイッチオフにすれば通電ランプが消えて、スイッチがちゃんと働いています。何か面白くなってしまって、しばらくスイッチのオンオフを繰り返していました。

 

我に返ったところで取り付けです。まずはバッテリーを車両に戻して、プラスケーブルとシガーソケットの配線とで二つ繋ぎます。(以降、車両側はプラス"ケーブル"、シガーソケット側はプラス"線"と区別します。)

 

シガーソケット再11.JPG

 

が、ここで問題発生。ゴムカバーとバッテリーカバーに干渉してしまい、シガーソケットのプラス線を収めることができません。バッテリー自体は何ら固定されておらず、バッテリーカバーが蓋の役目を果たしています。ヒューズボックスやサービスチェックカプラを固定しているのもバッテリーカバーなので、これを取り払うのは止めた方が無難です。

 

シガーソケット再12.JPG

 

対処法として、ゴムカバーの隙間にプラス線を通して、プラスケーブルとバッテリーターミナルの間にクワ型端子を潜り込ませることで、まずゴムカバーに干渉しないようにします。

 

写真ではクワ型端子の白い絶縁スリーブが見えていて、変則的な位置関係になっているのが分かると思います。ターミナルボルトはしっかりと締め付けて、プラスケーブルとプラス線どちらもが引っ張ても抜けないことをよく確認して下さい。このクワ型端子は柔軟性があり、指の力で曲げて角度をつけることができるので適宜調整します。

 

シガーソケット再13.JPG

 

このように、ゴムカバー下のプラスケーブルの奥側からプラス線が出てくるようにしたところ、バッテリーカバーに干渉させずに済ませることができました。バッテリーカバー下の隙間からプラスケーブルと一緒にプラス線が出てくるようにします。

 

ここで、マイナスケーブルとマイナス線はすぐに繋がないようにします。シガーソケットを取り付けるのにギボシを付けたり外したりするので、回路が繋がっている状態でやってはショートする危険性大です。固定や配線の整理が全て終わって、最後の仕上げにマイナスを繋ぎます。

 

原付 シガーソケット スイッチ

 

固定場所は前回同様にコンビニフックの位置です。メインパイプカバーを外して、同様に隙間から配線を通します。スイッチの分、やや配線がごちゃごちゃしますが、メインパイプカバー下とセンターカバー下とで意外に収容には余裕があります。メインパイプカバーを取り付け時に押したり引いたりして、外に出る分を微調整すると見た目もすっきりして上手く行きます。

 

シガーソケット再14.JPG

 

そして、最後にマイナスケーブルとマイナス線を繋ぎます。ここはマイナスケーブルとターミナルボルトの間に差し込んで大丈夫です。こちらも指でクワ型端子を曲げて角度を付けています。プラスと同様に引っ張っても抜けないことをよく確認します。

 

 

これで取り付けは終了です! さあ、エンジン始動です!

 

スイッチオン、通電OK。スイッチオフ、ちゃんと切れる。

 

そしてどきどきしながら走行・・・しっかり通電したままです!

 

シガーソケット取り付け再チャレンジ成功です!!やったー!!!

 

 

※※※

 

バッ直は面倒臭そうと思っていたのですが、原付のバッテリー自体が取り外ししやすいので逆に簡単でした。バッテリー取り外しの記事でも書きましたが、どうしても最初にマイナスを外すようになっているので、順番を守ればショートする心配がほぼありません。ただし、プラスを繋いだあとにすぐにマイナスを繋いでギボシを弄ったりしたら意味がありません。完全にマイナスを外しているからこそ安全なのです。バッ直の際はその点を気を付けましょう。たとえスイッチを経由させても、スイッチ手前には電流が来ているのですから、マイナスが繋がった状態で金属に触れればアウトです。

 

スイッチ取り付けで不要なときはオフにしたままにできるので、結果的には最初にすんなりと成功せずに良かったかもしれません。達成感もひとしおで大満足です。

 

ちなみに毎度のことですが記事にすると結構簡単にやってるように見えますが、実際は今回の場合だと配線を調べたりスイッチを付けるという発想に至るまでや、配線をこう繋ぐと確信するまで結構な時間がかかっています。いや〜、本当に何やるにしても時間がかかって仕方がないのですが、何とかこう形になってくれると達成感が溢れます!

 

疲れました!

 

 

今回使ったもの

ニューイング バイク用シガーソケット 2.1A

汎用スイッチ バイク用12V

エーモン 電工ペンチ

エーモン 丸型端子 穴径6φ 6セット

 

それ以外は前回の記事から引き続きギボシです。今回のやり方だと丸型端子の方が接続が確実になるので差し替えておきます。

 

JUGEMテーマ:車/バイク

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