社外マフラーに交換するも騒音でストレス

  • 2018.08.05 Sunday
  • 15:15

純正マフラーから社外品のマフラーに交換してみました。

 

マフラーを交換するとどんな変化があるのか気になっていたので試してみます。

 

スーパーカブは型式ごとに色々な社外品があります。私のカブは型式AA04なので適合するマフラーを探してみると、武川とキタコの二社がAA04用マフラーを販売しています。他にもあるみたいですが中々検索にヒットしないのでスルーしました。

 

スーパーカブ AA04 ミニキャブトンマフラー

 

今回はキタコのミニキャブトンマフラーを購入しました。武川のマフラーが軒並み三万円以上の中、キタコは二万円前半で買えるといういつも通りの価格で決めた次第です。このキャブトンスタイルは見た目もスッキリしているのが好印象です。あまり派手な見た目は好みではありません。

 

 

届いた品を開封したときが一番ワクワクします。ピカピカの銀色です。ステンレスでは無くスチールのメッキです。

 

取り付け方法は純正マフラーと全く同じです。純正と同じ一体型で、固定方法も変わりません。キタコのマフラーの方が軽いので、持ち上げるのが楽です。特にフランジをスタッドボルトに通すのが純正よりも遥かに簡単でした。穴の位置に余裕を持たせているのか、付け外しに苦戦することなくあっさりできます。作業の容易性であればキタコマフラーの圧勝ですね。

 

あと純正マフラーはシリンダーヘッド下に触媒があり、そこが太くなっているので脱着のスペースが確保するためにステップを取り外す必要がありました。キタコというか社外品マフラーは写真のように細長いエキゾーストパイプのままなので、ステップを取り外さずとも脱着可能です。ただし、純正から交換する場合には結局ステップを外す必要があるので面倒臭い!

 

テキパキと作業して交換終了です。各作業は過去記事を参考にして下さい。

 

スーパーカブ AA04 マフラー

 

純正マフラーではこんな感じだったのが・・・

 

スーパーカブ AA04 ミニキャブトンマフラー

 

こうなります!

 

かなり見た目がスッキリしましたね。特に長さが短くなったのが分かると思います。

 

スーパーカブ AA04 マフラー

 

純正の排気口。

 

スーパーカブ AA04 キタコ マフラー

 

キタコマフラーの排気口。

 

排気口の大きさ(断面積)が一回り以上違います。排気の抜けの良いマフラーです。

 

また、純正状態だとアクスルナットがマフラーの陰に隠れていてソケットが使えなかったのがキタコマフラーだと使えるようになります。これがマフラー交換の一番の恩恵でした。

 

さて、見た目の変更に満足したところで、早速試走してみます。どんなもんかな〜。

 

・・・んんん?

 

まず低速トルクは実感できるレベルで落ちました。つまり、スタートダッシュが遅くなりました。抜けの良いマフラーは低回転域のトルクが出なくなるとは聞いてはいましたが、確かにその通りです。一速の飛び出す感じが無くなり、スピードが乗るまでややもたつく感じです。このときは、スプロケが15Tだったのですぐに14Tに変更しました。それでも純正よりスタートダッシュが遅いです。

 

逆に高回転域では出力の向上が確かに感じられ、スピードが乗ります。最大トルクが落ちた代わりに最高出力が伸びたわけですね。一番違いを実感したのは、坂道でもすぐに減速せずに勢いに乗って上りきれるようになった所です。

 

このあたりは特性の変化として概ね満足できました。

 

それでも、一点だけ許容できなった点があります。それは、音がうるさいことです。

 

純正よりも音が大きくなることはあらかじめ予想していたのですが、その範疇を超えていました。

 

アイドリング時点でちょっとうるさいかな?と思っていたのですが、発進してみると普通にうるさいです。ボベベベ・・・と甲高い音で、一速から三速、要するに加速し切るまでが喧しい。はっきり言って、輩の好みそうな下品な音です。

 

私は車バイクの騒音マフラーでオラつく頭の悪い輩が大嫌いです。特にいい年した中年のおっさんに多いですね。まるでその輩のお仲間になってしまったかのような気分でした。原付で騒音を撒き散らかしながら走るなんてバカ以外の何者でもないです。嘘みたいな話ですが、オンボロのスーパーカブで空ぶかししてオラついてる中年もいるので、尚更拒否感が強く出ました。

 

最初は取り付けたばかりだから音がうるさく感じるだけとか、もっと緩やかに加速すれば静かになるかもしれないとか、色々考えを巡らせていたのですが、結局乗るたびにストレスを感じるようになってしまって、純正マフラーに戻してしまいました。純正マフラーに戻したときの音の静けさと言ったら素晴らしいです。

 

見た目は好きなだけに残念な結果となりました。買ったものを貶し続けるのも悲しいので一応擁護すると、規制に適合したJMCA認定マフラーなので、住宅地ではうるさくとも田舎で周囲に家が隣接していないなら大丈夫です。

 

公表データを見て見ます。

 

■近接排気音:84db

■加速騒音   :76db

 

規制範囲内イコール静音ではなく、真っ当な神経をしていれば大体80db超えるとアウトなマフラーだと思った方が良いですね。10db違うだけでも三倍音の大きさが変わります。こういったデータの値は体感しなければ分からないものですから、大変勉強になりました。しかし、どうも数値以上にうるさい気がします。

 

その内、また他社のマフラーを買って試してみようとは思います。武川のAA04用マフラーは三種類あり、その内のパワーサイレントオーバルマフラーという物は純正と同程度の静けさで性能向上を狙ったものと説明されています。果たしてどんなものなのか興味があります。

 

2016年からマフラーの騒音規制に新たに相対値規制が盛り込まれました。新車時からの相対値を用いることで、将来的には騒音車の激減にかなりの期待が持てる規制です。また、新車時の上限値は引き下げられ、マフラーの測定方法もより厳密なものへと変更されます。本来はメーカーひいては業界が、騒音マフラーを装着させない作らない姿勢を見せるべきであったのに、それを長年怠った結果でもあります。

 

マフラーの音はサウンドの質がどうこうなんて話は関係無く、一般市民にとっては騒音でしかありません。それをスポーツマフラーなどと呼称して販売することで、業界自体が騒音環境を後押ししていたことは否めないでしょう。マフラーに限った話ではなく、合法であることが即ち他人の迷惑にならないというわけではありません。そこを勘違いしている輩の層が分厚いことにも驚かされます。プレス資料では国交省がマフラーの音を騒音であると明確に認識していることが確固たる事実となりました。あまり話題にはなりませんが、国交省の姿勢は大半の一般市民にとっては大変喜ばしいことであると思います。

 

この手の規制は大賛成で、騒音で他人に迷惑をかけることに疑問を抱かぬ低俗なユーザーを撲滅・掃討することは、業界そのものの印象を改善させ良識ある新規ユーザーの獲得にも繋がると思います。一方で、業界がマフラーの音はイコール騒音であると認識しない限りは市場の縮小は止まらないでしょう。輩の蔓延る業界に、わざわざ入り込んでお金を落とすはずがありません。引き続き旧型を含めた絶対値の引き下げや当面の間は絶対値を用いる対象となった交換用マフラーの早急な相対値の導入など、更なる規制強化の要望を提出したりしました。余談ですが、近い将来的に車バイクを問わずに騒音マフラーを格好良いと思っているような輩はボロの中古車に乗った輩とほぼ確定することができるようになるので、ある種の人間的な判別が容易になります。

 

最近では暴走族ならぬ道路族なんてトンデモな存在も広がっているようですが、やはり社会の一員として他人に迷惑をかけない、他人の生活環境を害さないという意識を持つことは大切です。自分は他人に迷惑をかけるけど、困ったときには助けて欲しいなんて甘えた考えが通用するはずが無いのですから。

 

 

マフラー一つ交換しただけで色々と考えさせられました。

 

 

今回使った物

キタコ(KITACO) キャブトンマフラー

 

■比較

SP武川 パワーサイレントオーバルマフラー

 

キタコキャブトンマフラー

武川パワーサイレントオーバルマフラー

近接排気音 84db 78db
加速騒音 76db データ無し

 

 

■補足

 

測定対象の音圧をA[Pa]とするとL[dB]は

 

L[dB] = 20 × log10A/A0

 

ただし、A0 = 2.0 ×10-5[Pa]

 

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